副業の青色申告
副業をしていると、税金についての知識を持っていることが必要となります。
青色申告をすることも大切になりますが、
やり方が分からないと心配するかも知れません。
ここでは、初めてでも分かるように青色申告の始め方を説明します。
確定申告の申請方法
確定申告には2つの種類があり、青色と白色の用紙があります。
青色申告というのは税金面で優遇を受けられるので、
個人事業者のほとんどは青色申告を行ないます。
副業をしている人たちも、青色申告を選ぶことが多くなっていますよ
。青色申告を選ぶことによって、
青色申告特別控除や青色事業専従者給与などの優遇を受けられます。
しかし、青色申告をするには必要な要件があります。
最初に青色申告の承認申請手続きです。
前もって承認申請をしておかないと、青色申告は出来ないので覚えておきましょう。
個人事業主として活動しているときには、
事業者として開業をした二ヶ月以内に申請しておく必要があるので注意して下さい。
青色申告の始め方で、これは大切なポイントとなります。
その後は、簿記のために記帳や帳簿を作っていかなくてはなりません。
正規の簿記とも呼ばれる複式簿記をする必要があるのです。
青色申告はきちんと正確な帳簿を付けて、
意欲的に税金を払う人のために設けられた制度です。
自発的に税金を払うよう協力するので、
優遇措置をして上げましょうという仕組みなのです。
帳簿を付けるのは面倒だと感じるかも知れませんが、
受けられる優遇措置はお得なものが多いので、努力する価値はあると言えるでしょう。
確定申告をすることは、とても重要です。
確定申告の注意ポイント
もし確定申告を忘れてしまったら、どうなってしまうのでしょうか。
確定申告の締め切りは3月中旬ですが、
その期限を過ぎて一ヶ月以内に自分から申告すればペナルティはありません。
しかしそれを過ぎるとペナルティとして、無申告加算税が付け加えられます。
青色申告を行なうと、所得金額に応じて数十万円の所得控除を受けられます。
課税対象から数十万円も差し引いてもらえるので、
支払うべき税金の額も大分違ってきます。
純損失の繰り越しも行なうことが出来るので、
翌年から最高で3年間赤字を繰り越し計上できます。
副業をするために家で使っている電気代やインターネットの料金などを、
経費として申請することが出来るのも助かりますね。
青色申告を始めるためには、青色申告の承認申請手続きを行なわなければなりません。
その後は、毎月帳簿をきちんと付けるようにしていきましょう。
